Entries
春の企画展「おもひで映画館 ~庄内ニュー・シネマパラダイス」

6/11追記
おかげさまで好評いただき、7月17日(月)まで期間延長することになりました。
7月20日(木)からは、アニメや特撮を中心とした
夏休み特別企画「映画で冒険の旅」を予定しています。
冬季予約見学期間を終え、
いよいよ明日3月18日(土)より、庄内映画村資料館がシーズンイン♪
今年は、「おもひで映画館 ~庄内ニュー・シネマパラダイス」で開幕します。
寿恵広座は、猿田町に昭和10年9月開館、
映画・演劇の場として繁昌したが、同38年9月14日焼失。
隣接の映画館ムービーパレスは、同29年にオープンしたが、
テレビの普及で映画産業が不振となり、同46年5月5日で閉館した。
合併で庄内町になる前の「余目町史」に記されていたのはこれだけ。
写真も残っていない東北の田舎町の小さな映画館。
今は、地元食材をふんだんに使った料理が愉しめる店となったその場所から、
全て処分したと思っていたポスターが出てきたと連絡があったのは昨年末。
東京封切りから、数ヶ月してやってくる三本立ての映画。
初恋のあの人と行った映画。きっと誰にでもある思い出の映画館。
「寿恵広座」「ムービーパレス」両館から譲り受けた遺産を通じ、
娯楽の王様が「映画」だった昭和という時代を振り返ります。
片岡千恵蔵さん、月形龍之介さんらが出演する
1943年(昭和18年)の「宮本武蔵 決闘般若坂」を皮切りに、1970年(昭和45年)まで、
50年代の作品を中心に、半裁54作品はじめ、立看やスピードポスターも展示。
映画館向けのプレスシートや、庄内の映画の歴史等々、関連資料も合わせて展示します。
スペースの関係で、全てを展示出来なくて残念だったので
途中、展示替えをするかもしれません。(毎日、何か変わってる資料館デス)
82枚のチラシウォールは、今回、ポスターが、ほぼほぼ邦画なので、
懐かしの、名作の、思い出の、洋画を、時々展示替えしながら、ズラっといきます。
このほか常設展示も、
西部劇の大ファンである社長の気合いがこもった「ウェスタンコーナー」を、2階に新設。
大人気の貸衣装コーナーも、着物選びと着替えがしやすいようにリニューアルしました。
5月連休前には、貸衣装を着けて撮影する記念撮影スポットが、
御所車のほかに、さらにもう一箇所増えます。お楽しみに。
庄内の春旅に、ぜひお立ち寄りください。
◆庄内映画村資料館 春の企画展◆
「おもひで映画館 ~庄内ニューシネマパラダイス~」
期間/2017年 3月18日(土)~
時間/9:00~17:00(最終入場16:30)
休館/期間中無休
料金/一般 500円、小中学生 200円、幼児無料
※団体20名様以上50円引き
>> http://www.s-eigamura.jp/html/museum.html
※カーナビに電話番号で設定する場合は
0235-62-2080(映画村代表番号)もしくは
0235-62-3985(松ヶ岡開墾記念館)をセットしてください。
お問い合わせ専用番号(0235-62-2134)では案内されない場合が多いようです。
ご不便おかけしますがよろしくお願いします。
- 関連記事
-
- 庄内映画村資料館:冬期間の見学は事前にご予約ください。 (2018/01/11)
- 春の企画展「おもひで映画館 ~庄内ニュー・シネマパラダイス」 (2017/03/17)
- 来春は「おもひで映画館」で3/18より開幕 (2016/12/15)
- 2017-03-17
- カテゴリ : 庄内映画村資料館
- コメント : -
- トラックバック : -